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6/27 アルルのおじさん
ゴッホ橋

アルルに着いた。駅前はバスターミナルのような駐車場。レンタサイクル屋がある。その先には川が流れている。抹茶色の川だ。川沿いに街の中心へ向かう。

街に入ると「ゴッホ薬局」というのを見つけた。流石ゴッホゆかりの地だ。そのゴッホの絵に描かれた橋があると言うのでアルルに寄り道したのである。バス停を探す。

バックパックを背負ってバス停をうろうろしていると、おじさんがどこへ行くのかと聞くので、ゴッホの橋だとガイドブックを見せると、ゴッホ橋へ行くバスはないという。まるでどこかの国のポンビキのようなこというので、警戒する。

すると、おじさんが車で乗せて行ってくれるという。お金など取らないよと。眉唾物であるが、買い物に付き合って、おじさんの自宅に案内されて、奥さんにお茶を振舞われ、趣味の写真など見せてもらっているうちにやっと杞憂であるとわかった。

アルル「ARLES」の発音を教えてもらう。とてもでないが、真似できない。「ア゛ル゛ル」。文字にするならそんな感じだ。

おじさんが車を回してくる間おばさんと話をする。フランス語など「1、2、3、プジョー!」位しか知らないので、100円ショップのフランス語会話を引きながら話す。

そうこうしているうちに、おじさんが車を持ってきた。プジョーだ。猫足のプジョーだ。コンパクトだけれど流石に乗り心地がよい。僕は英語のみ話し、おじさんはフランス語のみ話すが何一つ問題なく意思の疎通が出来る。摩訶不思議だ。

ゴッホの橋は復元したものらしいが、とろっとした川はのどかで空は青く、なんともいい田舎だ。

小さな街であるが、車で案内してくれた。家に戻ると、食事も勧められたが今日中に国境近くまで移動しておきたかったので丁重に断った。食事の後は泊まっていけと言わんばかりだった。ちょっと惜しいことをしたかもしれない。

いつでも自分の家だと思ってまた来てくれと見送られた。虫に刺されまくっていたので、虫除けを土産に持たされた。短い時間ではあるがちょっとした「ウルルン滞在記」だ。これぞ旅の醍醐味である。

「アルルのおじさん」ジョンと愛車のプジョー
ジョンの写真サイト→http://louviou.net/

駅前の川。
なかなかデカイ。

ゴッホ薬局

おじさんの家は細い路地にあった。

ゴッホの作品
やっぱ黄色い。

小川
by yasuda_noriyuki | 2007-09-07 00:08 | ’07 南ヨーロッパ 6600キロ
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